紫イペ情報館

文献

ブラジル植物群の素晴らしい薬草(5)

医師2名の臨床例

ジョゼ・ロベルト・イエミニ医師は外科医及び婦人科医としてアメリカーナ市の病院で患者の治療に従事している。癌専門医ではないが、本調査に関連がある臨床例2件を経験しいずれも大きな意味を持っている。イエミニ医師は言っている。「1965年12月に諸器官に生じた癌(転移性)のため起きた胃、十二指腸閉塞の病例で一人の老人の手術を行った。この老人は病状から一年前に死ぬべきだったが、生き続けていた。老人は私の医院に連れて来られた。癌は肝臓にも転移していた。老人は郊外に住んでいたのだが、驚いたことには歩いて医院まで来たのである。

他の臨床例は次のものである。
シグマ膣の癌の臨床例である。その婦人の病状は重態を呈していた。患者の年齢は60才を越えており、腸閉塞を伴っていた。手術は3回にわたり行われた。手術直後から紫イぺの煎じ薬を飲用し始めた。患者の状態は極めて良好である。

この患者に関しては、予期せぬ事態が生じて紫イぺを治療に使用する事件も起きている。血清注射用の針が足の静脈から外れ(患者は睡眠中だった)組織中に血清がこぼれて壊だんが生じた(直径15cmの傷となった)イエミニ医師は紫イペの軟膏を患部に塗り傷は1ヶ月で癒着した。

サムエル・カストロ・ネーベス医師はピラシカーバ市で古くから開業しており(元大臣カストロ・ネーベスの父に当る)、同医師も紫イぺの薬効を利用した。
「私はリュウマチ症の症状の場合にのみ紫イぺを使用し、素晴らしい成果を上げた。癌病状に関しては4件の臨床経験があるが、すべて治療の仕様もないものだった。患者はいずれも老人で、長期間にわたり癌を患っていた。」

その外にピラシカーバ市で癌病状の臨床例一件がある。フランシスコ・サーレス・アルーダという名前の患者で絶望のあまり霊媒治療師アリゴーの手術を受けた。医師達はそれを知って一層治療の意志を失った。頭部の腫瘍だった。この患者に紫イぺを使用した。患者は平癒してから6年になり、現在の年齢は92才である。


偏見と先入観

さて読者の多くは次のように言うだろう。「上記の事実が真実だとしたら、なぜ今頃になってそれが知られたのか?初めに医師の間ではこれらの事柄について不安に感じ慎重な立場をとっていた事を指摘したい。欠陥に満ちた素人療法と考えられる懸念があった。医師は外見を装う傾向が強い種類に属する(ジオコンダ夫人が述べた通りである)問題なのは紫イペが薬局方に薬草として記載されていないことから、祈祷師の長寿の妙薬として民間薬となったことである。

医学者は嘲笑の的になることを恐れていたし、特に癌治療に関するニュースについてはそれが言える。ブラジルでは毎月癌の新治療が発見されている。

先程ミナス州で癌新治療法が発見されたと報じられたのである。
先入観に関しては多くを語る必要はあるまい。癌患者としてあるいは癌患者であったとして人前に現れるのを誰も望まない。別の困難な点がある。病人は何の病気を患っているか知らないものである。治ったときに自分の病名を知らされるが信じない。家族は社会階級によるが、氏名の発表を許さないので一層扱いにくい。


奇跡の樹

イぺは地方によって呼び名が違う。イぺには、ロッショ(赤紫)とアマレー口(黄色)の2種類がある。両方共薬用植物である。ロッショはより強い効力を有する。原生地に関しては、最良のものは北部地方と北東南部に存在する。
適用症状リストは驚嘆に値する。アコルシ教授が提供したリストは次の通りである。

癌、白血病、ホジキンス氏病、胃炎、胃及び十二指腸潰瘍、結腸炎、膀胱炎、前立腺炎、こしけ、出血、腸の潰瘍、生殖器官の炎症、腸及び膀胱のポリープ、性病、梅毒及びそり症状、リュウマチ、糖尿病、各種の外傷、静脈瘤、蓄膿症、湿疹、皮膚病、パーキンソン氏病等

アコルシ教授はその他にも種々の病名について述べたが、これらは真剣に検討すべきである。というのは教授が提供した資料によると、紫イぺの有効成分には次のものが含まれているからである。

即ち鎮痛効果、鎮静作用、充血の軽減、傷の癒着、抗化膿作用、止血作用、強心作用、利尿作用、及び強壮作用が認められる。
最も重要なのは、赤血球の増加であり、これは最終的にだが、癌と白血病の治療に資するものがあって、十分な価値がある。


ゲーム

癌治療に関する「クルゼイロ」誌の報道記事を読んだ者は、立証事実と氏名に関しての記載が欠けていたことに気づいただろう。この事項については、氏名と証拠の公表を後に行う事を約束したのみである。不記載は意識的に行われた。

我々は当該の人物及び事実について知り得たのである。約束が行われた。

我々はゲームに参加したが、これはポーカーゲームであり、負ける危険が十分ある。我々がイぺとその癌治療効果(癌のみに注目して)について情報の収集を始めたとき、サントアンドレー病院のジョゼ・ベネジト・カストロ薬剤師を訪れたが、同氏はこの種の情報に関し最も重要な役割を担う人物の一人である。

ベネジト・デ・カストロ氏は高く評価されている人物であり、サントアンドレー市で広く知られている。実直な人柄は以下に述べる事実によっても示されるものであり、読者はそれを認めることになろう。ベネジト・デ・カストロ氏は何らの飾り気もなく、我々に対してサントアンドレー病院当局の許可がなければ何らの発表もすることが出来ないと述べた。これはゲームである。センセーショナリズムと詳細な情報を求めての競争が生ずるのを避けるために、同氏が病院長を説得して必要な許可を得るとの黙契が行われた。これにより、紫イぺを管理している医師たちの報告書、これにはサントアンドレー病院の院長の口述報告書も入手するはずだった。これは全て1週間以内で行われたのである。

我々はベネジト・デ・カストロ氏を再び訪ね情報の提供を要請した。
求める情報は入手出来なかったが、同氏を通じて病院長の同意を取り付けようとした。それは情報の全てを提供してもらうことだった。しかし情報提供は週末のみに限るとのことでした。我々は当日病院に出掛けた。カストロ氏は、事情の許す限り努力してくれた。しかし、カストロ氏の答えは「私は、話すことは出来ません。病院長は許可をするのを拒否しました。」だった。病院長に直接交渉するしか方法がなかったので、病院長と交渉したが、不発に終わった。病院長の上司の市長に面談を求めた。市長は、カストロ氏が作成した調査報告書を提供することを許可してくれた。市役所内部にも10数件の調査報告書と参考資料があった。

この会見を通じて、この癌治療用薬用植物(紫イぺ)の効果について反対意見を主張するものは市長を含めて誰もいなかった。この事から今まで何ら秘密でないことを規則で出来なかっただけでした。


市議会の内部にも実例があった

アントニオ・ブラーガ市会議員(薬剤師)はこの事実から目を外されず、他の市会議員の面前で偶然にも市役所で次の事例を率直に述べた。

「これは反論の余地のない事実だ。サントアンドレー市の市民は全てそれを知っている。紫イぺによる癌や糖尿病の治療の臨床例は、ひんぱんに発生している。私自身も飲用し長い間の胃潰瘍が治った。これは明確な方法でなされたのでなく、経験からだ。このような研究は政府当局がすべきだ。薬剤師としての私の意見では紫イぺは体内の腺の機能に働きかけるのであり、多分新陳代謝に影響を及ぼすと思われる。患者は病気がずっと進んでから病院に来るのが問題だ。それでも某医師の扱った場合は、癌患部が開閉していて手の付けようなかった。紫イぺの飲用で延命している。唯一の問題は、脳癌だ。」と語った。

他の人は「紫イぺによる糖尿病治療実例は1000件を超えている」と言った。出席者の全員が紫イぺの体験事例をもっていた。市長秘書のマリレーネ・セスタレリ女史、フェルナンデス市会議員、マガリャエス市会議員、市長書記官のアンドラーデは、乾痒で悩んでいた。

エミリオ・マガリャンエフ市会議員は、3件の事例を経験している。
紫イぺを飲んで自分で胃炎を治した。彼の姑は、20年来ろう管を患っていたが、紫イぺを飲用して15日で治った。生体検査とレントゲン検査で癌と診断され、医師に3ヶ月の命だと宣告された彼の友人は、紫イぺの飲用で回復した。2年たった今も生きている。
市役所の執務局長のラダメス・フォルテス氏も夫人が治療不可能だった胃潰瘍を紫イぺで治している。以上のことから次の推論できるだろう。

「治療」の概念を改めるか、そして紫イぺに病気治癒の効力があるのか否か。あるいはサントアンドレー市の全市民が全員暗示にかけられているのか。(集団錯乱か)ある人は、心理現象といっている。

糖尿病の場合に糖度が低下して事実を証明するのは困難だし、癌に対する薬効についても同様である。