紫イペ情報館

文献

ブラジル植物群の素晴らしい薬草(2)

ノウゼンカズラ科

我が国の俗に言う紫イペは、ノウゼンカズラ科の最も主要な薬用植物です。

我が国で言う紫イぺ(パウダルコ、ラパチョ、モラド、古代インカのタヒボ)は、まぎれもなくノウゼンカズラ科の最も主要な薬用植物です。熱帯植物の独特の科であるノウゼンカズラ科は120属、650種以上もあります。多くの種類は花の形や色の美しさ(白色、黄色、橙色、桃色、紫色、紅色)のため、鑑賞植物として大変好まれています。これらの多くの樹木は、工業用の堅材として使用された。また、薬用の樹木がある。薬用植物として最も有名で、国際的に知られているのが紫イペである。ブラジルの大森林に自生している白色イぺ、黄色イぺ、紫イぺの3種類がある。また、花の美しさから鑑賞用に公園や庭園や街路樹等に植樹されている。ちなみに黄色イぺは、ブラジルの国花(シンボル)です。

白色イぺ、黄色イぺ、紫イぺは3種類とも薬効を有していますが、植物療法学上から見て、最も薬効を有しているのが紫イぺです。


紫イぺの薬理学/薬効学上の有効成分の特性

神経痛作用、鎮痛作用、強心作用、止血作用、赤血球生産促進作用、 利尿作用、緩下剤作用、降血圧作用、強壮作用、炎症抑制作用


治療上の適応症

癌、皮膚癌、白血病、ひょうそう、ホジキンス氏病、パーキンソン病、 貧血、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、結腸炎、膀胱炎、前立腺、腸潰瘍化、 直腸ポリープ、膀胱ポリープ、多量出血、梅毒、糖尿病、リュウマチ、 骨髄病、骨租症病、筋肉痛、乾せん、生殖器炎症、気管支炎、心筋 梗塞、ぜんそく、皮膚病、皮膚炎、潰瘍、静脈瘤、湿疹、便秘、水虫等

植物療法に使用する紫イぺには副作用がありません。従って紫イぺと他の薬品(西洋医薬)あるいは他の薬用植物(漢方医薬)と併用も可能です。むしろそうすることによって、患者を回復させ、一日も早く病気を治すことができます。
紫イぺは、あらゆる疾病の治療に使用することができる。それは、紫イペの薬理学上の機能がその使用を証明しています。ただし、時には一層の効果を得るために他の薬用植物との併用も必要となります。


紫イペを用いた治療法

1、 癌-人体のいかなる器官の癌
エキス(抽出剤)、チンキ剤、煎じ薬を服用する。
a) 紫イぺの抽出エキス
症状別の一日分服用するエキス分量と回数(エキスをそのまま口中に入れるか少量の水、ジュース等に入れて飲用する。)
最重症の場合1時間毎にエキスを小匙2~3杯
重症の場合 2時間毎にエキスを小匙2~3杯
軽症の場合 3時間毎にエキスを小匙2~3杯飲用する。
b) 紫イぺのチンキ剤
a)の場合に加えて痛みがある場合はチンキ剤を20滴を少しの水にさして痛みが止まるまで30分毎に飲用する。痛みが止まれば、1時間毎に飲用し、様子を見て中止する。再び痛みを感じたら同じように飲用する。
c) 紫イぺの煎じ薬
この方法は一般的に使用されている飲み方です。痛みがある患者は、エキスとチンキ剤を併用する。煎じ薬とエキス、チンキ剤と併用した場合は癌の治療に優れた効果をあらわします。患者は期間を限定せず服用しなければなりません。患者の治療期間中は何日間の中断があってもよいが、完全に治癒するか癌の進行が止まるまで服用を続けなければなりません。当然だが、不治の疾病や、取り返しのつかない場合もある。
従って早期発見で癌の恐れがある場合は患者は直ちに紫イぺを服用するようにしなければなりません。紫イぺのエキス、チンキ剤、煎じ薬を毎日服用しても人体に悪影響や副作用はありません。
2、 露出癌腫瘍
露出癌腫瘍(癌性潰瘍)癌がある場合は、患者はエキスとチンキ剤と併用しながら潰瘍の手当をしなければなりません。
  手当法1

まず潰瘍を中性石鹸(ヤシ油石鹸)と水で洗って、水で丁寧にすすぎます。この方法は実用的でかつ経済的な清浄法であり、効果的でもあります。
次に潰瘍に必要なだけの紫イぺの煎じ薬を用意し、患部を常に煎じ薬で湿布し、濡れた状態にしておく
夕方又は晩には潰瘍に軟膏を塗ります。直接でもガーゼを使用してもよい。
潰瘍が治るまで毎日①~③の処方を繰り返す。
  手当法2

手当法1の①と同じように潰瘍の洗浄をする。
あらかじめ消毒した紫イペの粉末を潰瘍に振りかける。
夕方又は晩には患部に軟膏を塗ります。
病気が治るまで手当てをし続ける。この手当法は非常に良い効果を出しており、徐々に癌性潰瘍が放つ悪臭を消す働きをします。
3、 皮膚癌
エキスか煎じ薬を使用します。侵されている患部を何度も煎じ薬で洗浄し、晩は軟膏を塗ります。翌日は、中性石鹸で潰瘍を洗浄し、また上記の手当を続けます。
4、 白血病
白血病の手当は癌と同様です。即ち煎じ薬やエキスを使用します。
患部が痛み発熱したり歯茎が出血していたらチンキ剤を使用します。
5、 各症状の貧血
白血病の手当と同様。
6、 胃、十二指腸潰瘍
癌の手当と同様に胃、十二指腸潰瘍の場合、エキスと煎じ薬を服用し、強い痛みを伴ったらチンキ剤を使用します。
7、 露出潰瘍静脈瘤性潰瘍、皮膚炎
中性石鹸で洗浄を行う。紫イペの煎じ薬の湿布をしたり、粉末を振りかけるのも良い。晩は軟膏を直接またはガーゼに塗ってつける。
8、 女性生殖器炎症
紫イペの煎じ薬かエキスを服用します。一日に1~2回よく漉しておいた煎じ薬1リットルを婦人用かん注器を使って子宮を洗浄する。この手当法による効果は非常に優れたものです。子宮の潰瘍は、焼灼の必要はなく癒着する。
9、 体内出血、子宮出血、血友病
痛みを伴う大量出血の月経の場合、月経期間中苦痛がなくなるまでエキスか煎じ薬を飲用する。子宮癌あるいは他の原因による子宮出血の場合もエキスと煎じ薬の使用で優れた効果を得ています。血友病患者はエキス、チンキ剤、煎じ薬を飲用していると、ほとんど健康な人と同じような生活を送ることができる。
それは、飲用によって出血の抑制が効き、赤血球が比較的増加してくるからです。